JEVeC DAY 2022

開催概要

名 称  JEVeC DAY 2022
日 時  2023年1月31日(火)10:20~19:30 (受付開始:10:00)
会 場  川崎市産業振興会館
講 演  1階ホール
技術展示  4階展示会場
主 催  日本EDAベンチャー連絡会(JEVeC)
企画・運営  JEVeC DAY 2022 実行委員会
参加費  無料 (事前登録制)
締め切り 2023年1月27日(金)
お問い合わせ  jevecday-info (at) jevec (dot) jp までメールにてお問い合わせください。

タイムテーブル

時間 内容
10:20-10:30 開会の挨拶
JEVeC 会長
株式会社NTTデータ数理システム 望月俊輔
10:30-11:00 行動認識AIの基礎概要と将来展望
株式会社アジラ
執行役員CTO 若狭政啓 氏

11:00-11:20

IoTプラットフォームへ組込むLSIの開発とその活用 ~IoTシステムの肝となるセンシングと超低消費電力化に効果的なSensor AFE/PMIC/RFEH/Wake-Up Rx技術のご紹介~
CMエンジニアリング株式会社
ビジネス開発部 マネージャ 木村直哉 氏
技術開発グループ マネージャ 吉田 聡 氏
11:20-11:40 Industry’s Fastest Chip-level Power Analyzer
Baum Design Systems Co., Ltd. Co-Chief Executive Officer Youngsoo Shin 氏
11:40-12:00 The leading provider of Semiconductor Verification IP Solutions
Truechip Solutions Pvt Ltd. CEO Nitin Kishore 氏
12:00-13:00 休 憩
4 階展示場にて技術展示を行っていますので、ぜひご来場ください(開催時間:12:00~18:00)。
軽食やお飲み物もご用意しております(今後の情勢に応じて変更される場合があります)。
13:00-14:00 アナログ回路設計者の匠の技で行うアナログ回路の仕様設計と実現性検討
株式会社ジーダット デバイスソリューションセンター 平井宏冶 氏
14:00-14:10 休 憩
14:10-14:40 半導体製造データ処理の現場より – Curvilinearデータの衝撃
日本シノプシス・CDMG 日本 R&D センター 加藤 心 氏
14:40-15:00 JEITAの活動紹介 | MBSEを活用したカレー作りと電子機器設計
一般社団法人電子情報技術産業協会(JEITA)半導体&システム開発技術委員会 委員 黒瀨幸司 氏
15:00-15:20 AI-assisted EDA: Intelligent Floorplan Exploration
Maxeda Technology Inc. CEO Tung-Chieh Chen 陳東傑 氏
15:20-15:40 Virtual Laboratory for EMI/EMC
SIMYOG TECHNOLOGY PVT LTD CEO Dipanjan Gope 氏
15:40-16:40 4 階展示場にて技術展示を行っていますので、ぜひご来場ください(開催時間:12:00~18:00)。
お飲み物もご用意しております(今後の情勢に応じて変更される場合があります)。
16:40-17:50 メタバース本格化でコンピューティング能力は1000倍に増大する!
~半導体に一大インパクト、スマートグラスが最重要端末~

株式会社産業タイムズ社 代表取締役会長 泉谷 渉 氏
17:50-18:00 閉会の挨拶
JEVeC 副会長
株式会社CDC研究所 代表取締役 井上善雄
18:00-19:30 懇親会(4 階展示場)

講演会&技術セミナー





10:30-11:00

若狭政啓 氏

株式会社アジラ
執行役員CTO

行動認識AIの基礎概要と将来展望

行動認識AIはカメラに映る人物映像をもとに、その人物の行動を分析するAIであり、不審行動検知などの警備用途や購買分析等のマーケティング用途など、幅広い分野において社会実装が進んでいます。本発表では、行動認識AIの基礎技術及びその活用事例、そして将来の行動認識AIが可能にする未来について紹介致します。









11:00-11:20

木村直哉 氏

CMエンジニアリング株式会社
ビジネス開発部
マネージャ

吉田 聡 氏

CMエンジニアリング株式会社
技術開発グループ
マネージャ

IoTプラットフォームへ組込むLSIの開発とその活用
~IoTシステムの肝となるセンシングと超低消費電力化に効果的なSensor AFE/PMIC/RFEH/Wake-Up Rx技術のご紹介~

IoTシステムのセンヤやセンサノードは、危険な場所や設置箇所が限られる等の問題も多く、電池交換等のメンテナンスを不要にし設置面積を小さくする事を求められている為、低消費電力化と小型化が重要である。
本講演では、近未来のIoTセンシングを実現するために効果的なセンシングと低消費電力化に重要な役割を果たす、センシングの中核となるSensor Analog Front End (SAFE)、超低消費電力化を実現するRFのEnargy Harvester (RFEH)とPower Management (PM)、タイムインターバルなセンシングに非同期アクセスを実現するWake Up Recever (WuRx)技術とLSI開発について紹介する。 また、SAFE/RFEH/PM/WuRx資産を活用したアナログデザインサービスや、IoTを活用した環境制御システム、介護、オフィス、店舗施設などへのIoT適用の取り組みについて紹介する。






11:20-11:40

Youngsoo Shin 氏

Baum Design Systems Co., Ltd.
Co-Chief Executive Officer

Industry’s Fastest Chip-level Power Analyzer

SoC設計における制約のうち、性能と面積は比較的容易に見積もることが出来るようになりましたが、パワー解析は精度とパフォーマンスのトレードオフを考慮しつつ未だ不十分な手法に依存しているのが実情です。本講演では、RTLおよびゲートレベルのパワー解析手法の現状と課題について解説するとともに、Baumが開発したモデルベースの革新的なパワー解析手法についてご紹介します。合わせてパワーモデルの再利用や既存のRTL/ESLシミュレータやハードウェアエミュレータとの統合検証環境など、豊富なデバッグ機能と実績について事例を交えてご説明いたします。





11:40-12:00

Nitin Kishore 氏

Truechip Solutions Pvt Ltd.
CEO

The leading provider of Semiconductor Verification IP Solutions

Truechipは、豊富な検証IPの提供とともにそれらを組み込んだ検証サービスを提供する大手プロバイダーです。RISC Vベースのチップ、ネットワーキング、自動車、マイクロコントローラー、モバイル、ストレージ、データセンター、AIドメイン向けの検証IPソリューションを、カスタム検証IP開発とともにすべてのプロトコルに提供しています。






13:00-14:00

平井宏冶 氏

株式会社ジーダット
デバイスソリューションセンター

アナログ回路設計者の匠の技で行うアナログ回路の仕様設計と実現性検討

アナログ回路設計はツールの進歩などで効率化が進み、経験の浅いアナログ技術者でも、効率よく設計できる環境がツールや各設計チームにより整えられてきています。それに対し、アナログ回路の仕様設計や実現性検討は定型化できない部 分が多く、また様々な設計手法を高いレベルで駆使する必要があるため、熟練したアナログ設計者の匠の技に頼った部分が多いのが現状です。このアナログ回路の仕様設計や実現性検討の現状と課題についてお話しさせていただきます。






14:10-14:40

加藤 心 氏

日本シノプシス・CDMG日本R&Dセンター

半導体製造データ処理の現場より
– Curvilinearデータの衝撃

2/3nmノードを見据えた最先端半導体製造の現場では、歩留まり向上のためにCurvilinearと呼ばれる曲線形状のマスクデータが用いられつつある。さらにその次の世代に向けてデータ量圧縮のために、スプライン曲線表現などのParametric Curveを用いたデータ表現形式が議論されている。これら新技術は設計から製造に至るまで広くエコシステムに影響を及ぼす。本発表ではこれらについて分かりやすく解説する。





14:40-15:00

黒瀨幸司 氏

一般社団法人電子情報技術
産業協会(JEITA)
半導体&システム開発技術委員会
委員

JEITAの活動紹介 |
MBSEを活用したカレー作りと電子機器設計

本公演ではJEITAにおけるMBSE(Model Based Systems Engineering)に関する委員会活動を紹介します。
MBSEのエッセンスを解説し、カレー作りと電子機器設計のアナロジーから、システム開発手法として導入するメリットを紹介します。







15:00-15:20

Tung-Chieh Chen
陳東傑 氏

Maxeda Technology Inc.
CEO

AI-assisted EDA: Intelligent Floorplan Exploration

As the number of memories in a chip has grown to hundreds of thousands, especially for AI, mobile, and HPC-related applications, the complexity of searching for good floorplans is significantly increasing. To tackle the searching complexity, automatic floorplanning for various objectives is required. With the recent advances in artificial intelligence, we apply reinforcement learning and hyperparameter tuning techniques to explore floorplan possibilities intelligently. Our AI-assisted dataflow-driven floorplan exploration tool, MaxPlace, can effectively reduce the design iteration cycles and significantly improve performance, power, area, and schedule (PPAS).






15:20-15:40

Dipanjan Gope 氏

SIMYOG TECHNOLOGY PVT LTD
CEO

Virtual Laboratory for EMI/EMC

電磁障害(EMI)と電磁両立性(EMC)は、電波室などでの検査で問題が発生すると、プロジェクトが大幅に影響されます。このためEMI/EMC性能を、各規格の環境・条件に合わせて事前にシミュレーションできることが望まれます。本講演では、CISPR25やMIL_STD,ISO_11452等の規格における、CE(伝導ノイズ)、RE(放射ノイズ)、CI(伝導耐量)、RI(放射耐量)を高速な3D/2Dソルバー等を利用して、シミュレーションすることで、LSIやPCBの設計段階でEMI/EMCを確認する手法をご紹介します。







16:40-17:50

泉谷  渉 氏

株式会社産業タイムズ社
代表取締役会長

メタバース本格化でコンピューティング能力は1000倍に増大する!
~半導体に一大インパクト、スマートグラスが最重要端末~

半導体産業は、100兆円の巨大市場に向けてひた走っています。
一時的な調整局面はあっても、力強い足取りに変わりはないのです。
とりわけ、メタバースインパクトはすさまじいものがあります。
インテルによれば、メタバース本格化により、コンピューティング能力は現在の1000倍になると示唆しています。 スマホに変わる端末として、スマートグラスが最重要視される一方で、スマートウォッチも活躍します。 そして、すべてがクラウドに上がらないために、エッジサーバーとセンサーが大活躍するのです。 こうした状況下で重要性を持つ半導体の方向性と、設備投資動向について、最新取材でリポートします。

技術展示

出展社一覧(技術展示 12:00-18:00)

I:招待展示   G:一般展示   M:会員展示

1NEC高位合成でエッジAIを短期間で容易にHW化、高パフォーマンスを実現
高位合成ツール(CyberWorkBench)を使いAI(CNN)のHW化だけでなく前後の画像処理もHW化できる事により、トータルなエッジAIシステム性能向上を実現します。本ツールを使ったエッジAI設計フローの紹介を、実際に本フローで設計したエッジAIシステムのデモをご覧頂きながら説明いたします。
M
2株式会社インターバディ電子機器開発と組込ソフト開発
電子機器開発における組込SW 開発は、汎用PC で動作するアプリ開発と異なり、HW の完成が遅れて動作検証がなかなか出来ない、HW が故障した場合も考慮しなければならないなど多くの制約があります。組込SW の効果的な検証手法、仮想検証について紹介します。
M
3株式会社図研CR-8000 Design Forceによるデバイス設計革新
Design ForceのAI技術を活用した設計効率化、半導体・PKG・PCB協調設計機能によるchiplet,3DICなど異機種統合システムの全体最適化、さらに半導体・メカ・実装の壁を取り除くMEMS Designerの紹介を行います。
M
4TOOL株式会社ICバックエンドフロー設計・検証・解析ツール
大規模データの超高速読み込みと表示に加え、他社製ツールや装置との親和性の高さから、DRC/LVS検証結果の解析や故障解析装置との連携によるCADナビゲーション機能としても活用いただけるICデザイン視覚検証ツール「LAVIS-plus」をご紹介します。
さらに、電源 PAD 等からの合成抵抗値計算、電流密度、電流値、電位変動といった計算を行う高速抵抗値計算&解析ツール「RSCALC」もご紹介します。
M
5株式会社NTTデータ数理システム3次元半導体形状の仮想製造技術とその活用
半導体プロセス解析ツールParadiseWorld-2は、ボクセル法による仮想製造エンジンで3次元半導体形状を作製し、それを診断・共有・活用するためのソフトウェアです。本展示では、ParadiseWorld-2の機能詳細と最新動向についてご紹介いたします。
M
6株式会社アストロン半導体・実装基板検査(解析)関連ソフトのご紹介
・G-RAS(高速データ変換ソフト)のご紹介:
LSIや液晶、基板などのCADデータを読み込み、指定される領域のラスタライズ画像を高速に生成します。半導体・液晶・基板用検査装置、露光装置に導入いただいております。
・AZSA-HS(CADナビゲーションシステム)のご紹介
目視での解析が困難なLSIを、電子顕微鏡/エミッション顕微鏡とCADデータを併用することにより、測定/加工位置を瞬時に特定し大幅なTATの短縮を実現します。アライメントの半自動化機能を搭載するなど、さらなる進化をいたしました。
・その他、画像処理、AI(深層学習)を活用した検査ソリューションのご紹介をいたします。
M
7株式会社ESL研究所サイバーセキュリティ教育用オンライン教材
自動車やIoT及び計測器、制御機械等CAN 通信機能をもつ組込みシステムにインターネット側から侵入しCAN 通信で制御される機器を擾乱しその影響を時間と場所を選ばずにオンラインで体験できる「サイバーセキュリティ教育用オンライン教材」です。本教材により、意図的な攻撃方法やその影響を学ばせることによりサイバーセキュリティの重要性を理解させ多くのサイバーセキュリティ人材を育てることを目標としています。
M
8株式会社ジーダット半導体から基板設計、車載向けEMCのソリューション
半導体設計ツール (RTL低消費電力設計、アナログ設計、パワー解析、フロアプラン)
半導体マスク設計ツール
PCB基板自動配線ツール
EMCバーチャルラボ
M
9有限会社アナロジスト雷切🄬(DRC/LVS/LPE)の紹介・実演
雷切🄬はDesign Rule Check(DRC), Layout vs. Schematic(LVS), 及びLayout Parasitic Extraction(LPE)機能を備え、標準的な商用ルールに対応した手軽に導入できる国産のLSI検証ツールです。
M
10CDC研究所ローカルクラウドとオープンソースEDAによるLSI設計環境M
11オーバートーン株式会社LSI開発力の強化 ~UML to RTL 技術のすすめ~
日本発のLSI F/E設計 EDAツール NSL core, NSL Overture の体験型展示をいたします。LSI上位設計を効率化できるEDAツールを実際に試せる環境を準備してブースでお待ちしております。
M
12シンデン・ハイテックス株式会社シンデン・ハイテックスが提供するAMD製品、ASSP、ODMボード、半導体ファウンドリ/ターンキーサービス
最新のAMD EPYC、RYZEN製品、GIGAIPC社 エンベデッドシステム、Xilinx社Alveo 、Telit社の5G/LTE、及びWiFiモジュール、半導体ファウンドリ/ターンキーサービスなどをご紹介いたします。
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13一般社団法人電子情報技術産業協会(JEITA)JEITA半導体&システム開発技術SCの活動紹介と会員募集
LPBフォーマットの概要、活用効果、LPB相互設計により得られるものについてポスター掲示とJEITA半導体&システム開発技術SC(SSD-SC)会員による展示説明をいたします。さらに電子機器開発のフロントローディング、MBD/MBSE活用、他規格との協調などについての活動が広がっているため、JEITA-SSDSCへの新たな参加者を募ります。
G
14CMエンジニアリング株式会社センサ、無線、エナジーハーベスティング技術の粋をアナログデザインサービスでご提供!
当社で開発した、Sensor AFE (Analog Front End)、RF、RFEH、の技術資産を活用して、アナログデザインサービスをご提供します!
LSIにするとコスト、性能のメリットがあるとわかっていても、開発のハードル、コストが高い!と思っていませんか??
全然そんなことありません。
今は、LSI開発のコストが下がってきております。
当社が万全の開発サービスをご提供いたしますので、お任せください!
当社のアナログ技術で、低消費電力で競争力のあるLSIを作りましょう。
LSIの共同開発のパートナー様も募集しています。
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15株式会社ティーツー・ラボラトリAI をもっと身近に
IoT 製品では AI などエッジ機能の高度化で処理能力は増加する一方、省電力小型化が必須です。IoT 向け AI エッジコンピュータの開発プラットフォームでは、AI で標準的な Ubuntu を搭載し、約1W で 12FPS の物体認識性能を達成。更に名刺サイズ1/2 以下の世界最小クラスの超小型化を実現。これらの技術をベースにお客様 のIoT 製品に沿った電子設計サービス(仕様設計、部品選定、回路・レイアウト設計、試作、ファームウエア開発)をご提供致します。
M
16VeriSiliconオープン言語が加速するVeriSiliconのAIソリューション
VeriSilicon社はデータの入力から出力までの信号処理プロセサのIP群を提供してあり、スマートウォッチや、AR/VR機器、自動車、データセンターなどで広く使用されています。今回ご紹介するAI処理プロセサのVIP9000はスケーラブルな構成を可能にするだけでなく、オープン言語からのコンパイラを可能にし、広範囲のアプリケーション向けのAI機能を実現し、かつ開発過程や商品リリース後も機能向上を実現します。
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